日本バイオフィードバック学会では、1988年度に認定バイオフィードバック技能師制度を設けました。その後、資格認定制度の改定が行われ、2003年4月1日から以下のようなポイント制による認定に移行しました。以下を参照しながら、間違えのないように申請書類を整え、申請をして下さい。
なお、資格認定制度の関連規約については、機関誌「バイオフィードバック研究」vol.24 をご覧下さい。
次の①②をすべて満たしていることが必要です。要件を満たしていることを十分確認の上、資格認定を申請して下さい。
- 技能師資格を新規に取得する際に必要とするポイントです。
- 従来の基礎単位に対応します。従来の基礎単位は1単位あたり4ポイントに換算できます。
- 医学系、工学系、心理学系の3つの系に分かれています。
- 基礎ポイントは、資格認定委員会の開催する資格認定講習会に参加して取得します。
- 同講習会に参加すると1科目あたり2ポイントが所得できます。
- さらにレポートを提出して審査に合格することにより2ポイントが加算されます。
- 技能師取得に必要な基礎ポイントは、各系ごとに合計10ポイント以上です。ただし、自己の所属する系のポイントは免除されます。
工学系基礎ポイント | 10ポイント以上 |
医学系基礎ポイント | 10ポイント以上 |
心理学系基礎ポイント | 10ポイント以上 |
ただし、自己の専門分野の系のポイント取得は免除される。
- 以下のような様々な方法により専門ポイントが取得できます。
- 資格の新規取得に際しては、専門ポイントが合計で20ポイント以上必要です。
1. | 本学会年次学術総会に参加 | 2 ポイント |
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本学会年次学術総会にて研究発表 | 2 ポイント加算(注1) | |
本学会年次学術総会にてシンポジスト,座長等 | 2 ポイント加算(注2) | |
2. | 本学会主催の講習会に参加 | 2 ポイント(注3) |
さらにレポートを提出して合格 | 2 ポイント加算(注3) | |
本学会主催の講習会の講師 | 4 ポイント | |
3. | 資格認定委員会が指定した関連学会等の講習会に参加し,同委員会にレポートを提出 | 3 ポイント |
4. | 関連学会にて関連研究発表 | 3 ポイント |
5. | バイオフィードバック関連論文(注4) | 10 ポイント(筆頭著者) |
5 ポイント(第2著者) | ||
3 ポイント(その他の著者) | ||
6. | バイオフィードバック関連報告(症例報告,調査報告) | 5 ポイント(筆頭著者) |
3 ポイント(第2著者) | ||
1 ポイント(その他の著者) | ||
7. | バイオフィードバック関連著書(注5) | 10 ポイント |
8. | その他,資格認定委員会が指定した方法 | ポイント数はその都度指定 |
- (注1)同一学術総会の中で複数件の研究発表があっても,重複してポイントを加算することはできません。
- (注2)同一学術総会の中でシンポジストや座長を複数務めても,重複してポイントを加算することはできません。
- (注3)講習会・研修会の1科目あたり。
- (注4)日本学術会議協力学術研究団体として登録されている学協会またはこれに準じる国外の学術団体の機関誌(国際会議のProceedingsも含まれる)に発表した論文。
- (注5)分担執筆の場合は、1章以上を執筆していること。
申請の時点で本学会に3年以上在会していること。
次の①②をすべて満たしていることが必要です。要件を満たしていることを十分確認の上、資格延長申請をして下さい。なお、資格延長申請は、有効期限前1年間に行わなくてはなりません。資格延長の再延長申請も可能です。
先立つ技能師有効期間中に、専門ポイントを20ポイント以上取得していること。なお、技能師延長申請の際には基礎ポイントは必要ありません。
先立つ技能師有効期間(10年間)中継続して在会し、技能師としての義務を果たすこと。
- 「バイオフィードバック技能師」資格認定申請書(様式-1)
- 履歴書(様式-2)
- ポイント一覧表(様式-3a)と取得単位証明書
- 発表学術論文目録(様式-3b)とそれに記載された論文の別刷り一式
- 官製はがき3枚(それぞれ表に自分の宛名を記入する)
各様式(様式1~3b)については、代金210円(郵便切手も可)を添えて、日本バイオフィードバック学会資格認定委員会(次項の【送り先】と同じ)までご請求下さい。
- 「バイオフィードバック技能師」資格延長申請書(様式-1a)
- 履歴書(様式-2)
- ポイント一覧表(様式-3a)と取得単位証明書
- 発表学術論文目録(様式-3b)とそれに記載された論文の別刷り一式
- 官製はがき3枚(それぞれ表に自分の宛名を記入する)
各様式(様式1~3b)については、代金205円(郵便切手も可)を添えて、日本バイオフィードバック学会資格認定委員会(次項の【送り先】と同じ)までご請求下さい。
資格認定ならびに資格延長の認定は日本バイオフィードバック学会理事会が行います。同資格認定委員会は理事会内の委員会として、提出された申請書に基づき資格認定ならびに資格延長認定の審査業務を行います。
審査の結果、資格が認定された方ならびに資格延長が認定された方にはその旨通知されるとともに、氏名が学会の保存する名簿に登録されます。資格の有効期間ならびに延長資格の有効期間は、認定の日から10年間です。
- 下記資格認定委員会に申請のための各様式を請求する。
- 各様式に記入し、必要書類等を揃えて、簡易書留にて下記資格認定委員会にお送り下さい。資格の認定ならびに資格延長の認定は、各年度で開催される学術総会時に開かれる理事会において決定されます。そのため、各年度分の申請書の受付締切は4月30日(必着)です。
【送り先】
〒247-8512 神奈川県鎌倉市大船6丁目1番3号
鎌倉女子大学児童学部子ども心理学科
日本バイオフィードバック学会資格認定委員会(委員長:廣田昭久)
- 認定申請のための必要書類が全て揃っているかを確認した後、申請受付確認書を送りますので、その指示に従い、認定審査料3,000円を指定口座にお振り込み下さい。振込が確認され次第、資格認定ならびに資格延長認定の審査に入ります。
- その後審査にしばらく時間がかかりますが、審査が終了した時点で審査結果を通知します。新規資格認定が確定の場合は認定登録料50,000円を、資格延長が確定した場合には延長認定登録料10,000円を指定口座にお振り込み下さい。
- 登録料の振り込みが確認されると、資格認定された会員に認定証ならびに資格延長認定証が送られます。また、新規認定の場合には、その氏名が本学会の認定バイオフィードバック技能師名簿に記載されます。
資格を認定された場合、バイオフィードバック技能師として、その資格にふさわしい学識・技能の向上努力が義務として課せられます。これには倫理的な識見も含まれます。
万一認定バイオフィードバック技能師の義務に違反した場合には、資格認定の取り消しもありえます。
〒247-8512
神奈川県鎌倉市大船6丁目1番3号
鎌倉女子大学児童学部子ども心理学科
日本バイオフィードバック学会資格認定委員会(委員長:廣田昭久)
TEL:0467-81-7524
FAX:0467-81-7524
E-mail:bfcertification@gmail.com
申請書類、認定審査料、認定登録料ならびに延長認定登録料などは一切返却できませんのでご了承下さい。
- ※ 申請時に同封する代金が210円に変更になりました。[2019.10.7]
- ※ 資格認定ならびに資格延長の認定が、運営委員会から理事会に変更になりました。[2018.7.20]
- ※ 送り先・お問合わせ先が変更になりました。[2017.5.30]