日本バイオフィードバック学会 倫理綱領
- 本学会員はバイオフィードバックの研究や実践において、対象者(患者、実験協力者など)の人権と自律性を尊重しなければならない。
- 本学会員は対象者のプライバシー保護に関し、知り得た時から終生守秘義務を負い、職を離れた後も守らねばならない。
- 本学会員は対象者の如何を問わず、社会的地位・貧富・信条・宗教・性別・人種などの理由により、診断・治療に際していかなる不利益をも与えてはならない。
- 治療者と対象者との間に特別な性的感情が存在することは治療の妨げとなることに常に留意するとともに、場合によっては遅滞なく該当対象者の治療を他の治療者にゆだねる勇気を持つべきである。
- 上記1,2,3,4の倫理綱領に背く行為のあった会員については、会則第4章第10条が適用される。
- 本学会員はバイオフィードバック技法に関する自らの知識と技術の研鑽に終生努めるとともに、人々の福祉と健康に貢献すべくその専門性の向上に常に努力しなければならない。
- 本学会員はヒトの研究にあたる際には、ヒト生命倫理に則り、当該施設で決められた規準に従った倫理審査を受けることを原則とする。
付記 本綱領は平成14年6月15日より発効する
(平成20年6月29日一部改正)
(令和2年8月6日一部改正)